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『「受験の神様」は、確かにいた』

2015/1/14 渡辺英司

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

年明けに湯島天神に、合格祈願に行って参りました。

塾生の合格を祈願し、絵馬に思いを託して参りました。

 

私は、「受験の神様」はいる、と確かに信じております。

 

以下のお話は、おおげさに感じられるかもしれませんが、

私が今までの中で一番感動した出来事でもあります。

 

少しだけ紹介させていただきます。 (数年前のことです。)

 

当時高3のその生徒さんは、受験直前、本当に苦しんでいました。

努力しているのに、中々成果が見えない中、入試本番を迎えてしまいました。

センター試験でも思うような結果が出ないまま、2月の受験期に入ってしまいました。

理系のその生徒さんは、特に英語の長文が不得手で、できるときとできないときの差が大きかったのです。

 

2月後半となり、中々良い結果が聞こえないまま時間が過ぎていき・・・

 

しかしある日突然、第1志望に合格した!」

との知らせをいただきました。

 

受験後にお会いすると、彼はこう言ってくれました。

 

「受験の神様は本当にいました。」

 

「センター試験の後、僕は今までの中で本当に一番努力しました。

落ち込んでるのではないかと心配していただきましたが、

逆で、自分でも信じられないくらい頑張る気持ちが沸きました。

 

不合格が出ても、不思議なくらいやる気が消えませんでした。

 

『ウソではない本当の努力をしたときに、自分のできる問題を 出してくれる』という、『受験の神様』の話、あれは本当でした。

 

第一志望の入試で、自分の一番好きな話の長文が出ました・・・。」

 

一気に彼は話します。もう、私たちの目はウルウルです。

 

彼はこう続けます。

 

「実は、合格したことと同じくらいうれしかったのは、 親に褒められたことです。」

 

「僕は不器用で、親はいつも心配ばかりしていましたがが、 良く頑張ってたね、頼もしかったよ、と 本当に認めてくれました。」

 

中々順調にいかず、受験が終わるまでハラハラドキドキ、

 

受験生も、保護者も、私たちも一緒ですが、

 

危機感は持っても、一喜一憂せず、

「受験の神様」を信じて、 やれる努力を最大限にしていきたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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